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全米家計債務残高は過去最高を更新

18年1~3月期の全米家計債務残高は13兆2100億ドルだった。前期比で630億ドル増加(0.5%増)し、5期連続で2008年7~9月期の12兆6800億ドルを超え過去最高を更新。活発なデレバレッジ(=借入の返済)が収束した2013年4~6月期の11兆1500億ドルからは、18.5%上回る。

【90日以上のロ-ン返済延滞率】
住宅ローン 1.22% 前期1.27%
自動車ロ-ン 4.26% 前期4.05%
クレジットカードロ-ン 8.01% 前期7.55%
学生ローン 10.66% 前期10.96%

家計債務全体での90日以上の支払い延滞率は3.11%と前期の3.12%を若干下回りました。
住宅ローンとホームエクイティ、学生ローンが低下した半面、自動車ローンとクレジットカード、その他は上昇した。残高全体に占める90日その他を含めた延滞そのものの割合は全体で4.6%となった。
今はまだ米国経済、雇用環境は良好ですから、ロ-ン返済の延滞や自己破産等の急増はないでしょう。
これからまだ金利は上昇しますが、ロ-ン金利の上昇、そして株価の下落基調を迎えるようになってから、資産の減少目減りとロ-ン返済の重荷によって負の清算が始まっていく。
まぁ、いつものバブル経済崩壊に観られることですから、目新しいことでもありませんが。

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