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豪準備銀行(RBA)四半期金融政策報告

本日発表
豪準備銀行(RBA)四半期金融政策報告

「近々に政策金利を調整する強いケースは予測できない」
「予想通りに経済が改善すれば、利上げすることがいつか適切になる」
「著しい豪ドル高は経済成長とインフレ成長を削ぐ」
「成長予測は変わらない、インフレと失業率は近いうちに緩やかに上昇」
「2018年末の失業率は5.5%予測(前回5.25%)、2020年中旬までに5.25%予測」
潜在的インフレ予測は2018年から2019年は2%、2020年中旬までに2.25%予測」
GDP成長率は2018年から2019年は3.25%、2020年中旬までに3%予測」
「経済成長は輸出の貢献で第1四半期は改善」
「業況ははとてもポジティブ、鉱業以外の投資も堅調に成長」

ロウ総裁は、賃金上昇率が2%と低水準にとどまっていることがインフレへの大きな重しになっていると指摘した。ただ、景気の加速や労働市場の引き締まりに伴い、賃金上昇が加速することに期待を示した。

やはり、5月16日に発表されるオーストラリア労働賃金指数(対前四半期比)に注目。
労働賃金指数は、特別手当(ボーナス)を除く平均労働賃金の増減を測定する指標である。労働賃金指数の数値は特定の四半期における個人所得のよい指標となる。予想より高い測定値はAUDにとってポジティブ/強気であるとされるが、予想より低い測定値はAUDにとってネガティブ/弱気であると解釈される。

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