fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

次なる仕掛け

ロイタ-
金融市場で、これまでと違う景色がみられた。株式と債券の同時安だ。11日の米市場では、米経済対策への期待が後退する中、ダウは過去2番目の下げ幅となったが、これまでなら安全資産として買われていた債券も売られたのだ。株式から債券など安全資産に資金をシフトさせる段階から、どの資産も売られる現金化の段階に移行しつつある。
たとえ危機に見舞われても、いずれバリュエーションに基づく投資や資産間の裁定などが機能するようにマーケットが回復することは、歴史が示している。ただ、それまでどのくらい期間が必要かはわからない。投資家の耳にいま響いているのは「落ちるナイフを掴むな」の相場格言かもしれない。

 

まぁ確かに、株安円安とこれまでと相反する相場になっている。
「キャッシュ・イズ・キング」という心理が強くなっていることは間違いない。しかし、ドル/円やユ-ロ/円は、急落後に値を少し戻している。
個人的な考察では、世界で取引されている通貨、流通している通貨の絶対量、絶対額が影響している。世界的に観れば米ドルが圧倒的に多く、米国勢が世界の株やリスク運用から手を引いて米ドルに戻すレパトリに動くと、かなりの米ドル高要因となる。米ドルの次にはユ-ロが多いので、欧州勢がユーロに戻す動きはユ-ロ高要因になる。
「リスク回避で円高」と言っても、一時的にはレパトリによる米ドル高、ユ-ロ高になり得ると考える。下がり続ける相場もなければ、上がり続ける相場もない。

さて、ドル/円。3月中旬のどこかで「下がる」という過去の経験則から結果はわかっているのだが、あとはその理由探し。
今のところ、
3月17日~18日 FRB(FOMC)
3月18日~19日 BOJ(日銀会合)
3月20日 春分の日(祝日)日本時間帯は閑散相場
この期間しかないと観ています。特に、日銀の無策ぶりで円は一気に急騰、なんてことになるかどうか。
今現在、保有しているのはドル/円の売りと、今ポンド/円が133.7円を超えてきて売りを少々入れた程度です。円買いのみ。
しかし、次なる仕掛けを設定して、3月20日を待ちます。端的に言えば、瞬間的にレ-トが大きく変動する『ヒゲ狙い』で、通貨ペアはGBP/AUDです。

GBP/AUD

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具体的には、GBP売りAUD買いの予約を段階的に設定

2.060 少なめ  

2.065 

2.070

2.075

2.080 やや多め

2.085

2.090 

2.100 多め (ここまでは無いだろうと思うのだが・・・)

まぁ、ヒットするかどうかはわかりませんが、ヒットすればラッキ-♪ 宝くじに当たったようなもんですから(笑)