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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ポンド/円 利益確定に

英新首相はジョンソン氏へ
【ロンドン共同】英与党の保守党は23日、欧州連合(EU)からの離脱に失敗して辞任に追い込まれたメイ首相の後任として、離脱強硬派の重鎮、ボリス・ジョンソン前外相(55)を新党首に選出した。党員約16万人の郵送による党首選の決選投票で、対抗馬のジェレミー・ハント外相(52)を9万2153票対4万6656票の大差で破った。24日に首相に就任する予定で、10月末の離脱実現を目指す。
ジョンソン氏は23日、与党保守党の新党首に選ばれた後の演説で「10月31日に離脱を実現する」と改めて強調した。


ここで、「噂で売って事実で買い戻す」、ポンド/円をすべて利益確定の手仕舞いとしました。
別にポンド悲観を捨てたわけではなく、ちょっと様子を観ようかと。
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さて、英製造業はボロボロになってきています。
ロイター
英産業連盟(CBI)が発表した調査によると、5─7月の新規受注指数(受注増加ないし通常より多いとの回答から減少または通常を下回るとの回答を引いた差)は金融危機以来の低水準となった。欧州連合(EU)離脱を巡る懸念が背景にある。
企業の景況感を示す指数は2016年7月以来の低水準だった。
CBIの首席エコノミストは「製造業の受注、雇用、投資、生産、景況感はいずれも悪化した。次期首相は10月31日の期限までにEU離脱合意をまとめることが重要だ」と指摘した。
7月単月では製造業受注指数は-34と前月の-15から悪化した。

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しかし、歴史的に観れば、まだ良い方です。
英国のモノづくり衰退が、英国衰退そのものだと言えそうです。

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