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EU離脱協定案を再交渉できると考えるのは誤り

ロイター
メイ英首相の後任となる与党・保守党党首を決める選挙で、党首選からの撤退を表明したハンコック保健・社会福祉相は17日、最有力候補と目されるボリス・ジョンソン前外相を支持すると表明した。
ハンコック氏はタイムズ紙の記事で「ボリスはしっかりとした選挙活動を行っており、次期首相に就任することはほぼ確実だ」との見方を示した。

もう、後任の首相はジョンソン氏に決まりですかね。これで、英国は合意があろうと無かろうと10月31日にEUから離脱します。

中には、英国が合意に向けて、 EU離脱協定案を再交渉するような考えがあるようだが、EU側にはその気はない。

ロイター
ルクセンブルクのアッセルボルン外相は17日、英国の次期首相が、欧州連合(EU)離脱協定案を再交渉できると考えるのは誤りだとの見解を示した。
アッセルボルン氏は「誰が次期首相になるかは関係なく、協定案はテーブルの上にある。受け入れるか、受け入れないかだ」と述べた。
一部の詳細は再交渉が可能かもしれないが、アイルランド国境へのハードボーダー(物理的な国境)設置回避を保証する「バックストップ(安全策)」や市民の権利を含む主要問題は既に決定していると指摘。協定案を再交渉できると主張するのは「誤っている」と述べた。

往生際の悪い英国も、あと3ヶ月でスッキリします。
FXトレーダーの皆さんにとっても、英国の往生際の悪さはいい迷惑でしたが(苦笑)