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英経済は「ほぼゼロ成長」?

ブルームバーグ
●サービス業PMIは予想上回る51-製造業、建設業は活動縮小示す
●英経済が「ほぼゼロ成長」にとどまっていると示唆-マークイット

英サービス業の経済活動は5月に予想以上に拡大した。同国経済でサービス業は圧倒的なシェアを占めるが、それでも経済全体をプラス成長に押し上げるには至らなさそうだ。
IHSマークイット・エコノミクスが発表した5月の英サービス業購買担当者指数(PMI)は51に上昇し、拡大と縮小の境目である50を上回った。エコノミストらの予想は50.5だった。だがすでに発表済みの建設業と製造業のPMIは50を下回って縮小を示し、小売売上高も低調だった。
マークイットは、これらを全て総合すると英経済は「ほぼゼロ成長」にとどまっていることが示唆されると指摘。ブルームバーグ・エコノミクスでは4-6月(第2四半期)の英経済を小幅なプラス成長と見込んでいる。1-3月は欧州連合(EU)離脱前の駆け込み需要に後押しされ英経済は0.5%のプラス成長を記録したが、今四半期は大幅な減速になりそうだ。


う~ん、4-6月(第2四半期)の英経済をプラス成長と見込んでいるのはどうかと。
ブレグジットの離脱日延伸でも、離脱は離脱。ヒト、モノ、カネの流出が、やや抑えられただけのこと。
英国企業はヒト、モノ、カネを使って当初離脱日だった3月に備えました。在庫は膨らみ、現在は生産調整、在庫吐き出しで経済活動が進められています。
英国経済に悲観的な印象しかありません。