豪政府19年度予算

レッグ・メイソン・アセット・マネジメント

豪政府は19年度の予算案を公表し、 基礎的財政収支が12年ぶりに黒字化する見通しを示しました。2019年度の黒字額は71億豪ドルと、2018年12月に公表した年央財政見通しの41億豪ドルから上方修正されました。
19年度の豪州の実質GDP成長率は+2.75％と予想。雇用環境の安定から賃金上昇率の加速を見込む。
予算案には総選挙を念頭に置き、所得税減税や中小企業向け減税、インフラ投資などの景気対策が盛り込まれる。 設備投資を促すための即時減価償却額の引き上げや、中小企業向けの法人税減税の前倒しなどが盛り込まれました。
野党・労働党も所得税減税や法人税減税では同様の政策を掲げる。総選挙に向けて景気対策の議論が活発化している。