fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

英国、EU離脱巡りGDPの約2.5%失う=ゴールドマン

ロイター
ゴールドマン・サックスは1日、英経済について、欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票前の成長軌道と比べて、国内総生産(GDP)の約2.5%が失われたとの試算を示した。
英国経済は、先行き不透明感から投資が阻害され、他の先進国に後れを取っているという。
ゴールドマンのエコノミストは顧客向けのリポートで「EUとの将来の政治・経済関係を巡る不透明感は、英国経済の大きな負担となっており、他国にも影響が波及している」と指摘。
「不透明感の衝撃は、国民投票直後に投資の伸びの重しとなったほか、最近も、離脱を巡る不透明感が再び強まっていることから、さらに重しとなっている」と述べた。
ゴールドマのモデルによると、国民投票以降、EU離脱を巡って1週間当たり約6億ポンド(7億8500万ドル)のコストが発生しているという。
ゴールドマンは「合意なき離脱」の確率を15%とみているが、この場合、世界の信頼感に「大きな」ショックが発生。ポンドが急落し、英国の生産が大幅に落ち込む見通し。
このシナリオの影響を最も受けるのは欧州諸国で、生産が実質GDPの1%前後減少する可能性があるという。


ゴールドマンは「合意なき離脱」の確率を15%と見込む?
実際は、0%か100%しかないのに(苦笑)
ポンド相場、株式相場が下落するのはわかりきったことですが、個人的には英国債相場がどうなるかに注目したい。株式、為替、債券すべて「英国売り」になびくかどうか。