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EU 「どのみち英国のEU離脱が起きるのであれば早い方がいい」

英国の合意なき欧州連合(EU)離脱をめぐるEU側の言い回しが変化してきた。「ますます可能性が高まっている」合意なき離脱に対して域内の企業や市民の用意はできているとし、安心感の醸成を図っている。
EU首脳会議で加盟国首脳らはメイ英首相に対し離脱案を再び議会採決にかける時間的な猶予を与えるため、英国の離脱期限延期を認めた。だがEUの欧州委員会は25日、最悪の展開をたどった場合の計画について、声明を発表した。欧州委は英国の合意なき離脱が「依然として最も好ましくない選択肢だ」としつつ、加盟国政府の準備は今や整い、税関職員の採用も進んだと表明。EU関係者が記者団に語ったところによると、「どのみちそれが起きるのであれば早い方がいい」との認識がEU内で広がっている。この関係者は「衝撃を緩和するような小手先の合意はない。全ての措置は一方的でEUの自己防衛が目的だ」と説明した。
事態に何も進展がなくこのまま時間が過ぎれば、英国は4月12日現地時間午後11時に合意なき離脱に陥る。ただ、EU関係者によると、双方ともにこの準備を整える目的でEU首脳が離脱期限を5月22日まで延ばす可能性もある。23日に実施される欧州議会選挙に英国が参加しない場合、これ以降への離脱延期は難しい。(ブルームバーグ

同感です。
早いところ、英国の合意なき欧州連合(EU)離脱問題にピリオドを打ってもらいたいものです。