fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

AUD/USD 連銀総裁ら、利上げに疑問

ブルームバーグ
セントルイス連銀のブラード総裁は、これ以上利上げした場合、米国経済はリセッション(景気後退)に陥る恐れがあると懸念していると述べた。「今の政策金利は良い水準にある」と述べ、それ以上早急に引き上げる必要はないと語った。ブラード総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持つ。

米シカゴ連銀のエバンス総裁は、金融当局は経済への下振れリスクの精査にいくらか時間をかけることが可能だとの見解を示した。インフレ高進の兆候が見られないためだとしている。
「下振れリスクがなくなり、力強いファンダメンタルズが続けば、ゆくゆくはフェデラルファンド(FF)金利が中立を若干上回る水準に上昇すると見込んでいる」とし、3-3.25%のレンジになるとの見通しを示した。
また「インフレ率が当局の対称的なインフレ目標と整合しない形で2%超に向かっている強い兆候は見られないことから、われわれとしては待って、入手するデータや他の動向を慎重に精査する十分な余地があると考えている」と述べた。

まぁ、来週発表の米国消費者物価指数に注目です。ガソリン販売価格が急落していますので、全体では下がるでしょう。コアでどうなるか。

さて、オージー/ドルも抵抗を受けながら上昇中。

イメージ 1