ＦＲＢ パウエル議長の最近の発言から

ＦＲＢ　パウエル議長の最近の発言から

ジェローム・パウエル氏は、ブッシュ政権では財務次官補・財務次官を歴任、投資ファンド会社カーライル・グループ共同経営者を務めた後、2012年からFRB委員としてFRBの運営に参加。どちらかと言えば、ハト派寄り。

[2018-11-16]
「賃金上昇率はインフレや生産性を反映したレンジ内にある」
「労働市場は最大雇用に、インフレは2％に近付いている」

[2018-11-15]
「経済の状態にとても満足している」
「経済が引き続きポジティブな方向に進む正当な理由がある」
「利上げが遅すぎたり、速すぎたりしないよう努力」
「バランスシート縮小は非常にうまくいっている」
「目標は低インフレ下での景気拡大の長期化」
「バランスシートをより小規模にすることが重要」
「貿易紛争でインフレが若干加速する恐れ」
「株式市場は大きな経済の多くの要因の1つ」
「経済界では懸念を表明しているが、FRBは通商論争での影響は今のところあまり見えていない」
「FRBは両サイドの行き過ぎたリスクを真剣に見なければいけない。回復を遅れさせたり、インフレがコントロールが出来ないようになってはいけない」
「バランスシートの正常化は非常に順調だが、適切な終了時期はまだ分からない」
「経済は貿易で利益を得ている、貿易は自由で公平であるべき」
「全ての米連邦公開市場委員会(FOMC)がこれからライブになる」
「政府の負債は新たな問題ではなく、中長期的な問題点」
「負債はFRBがコントロールするものではない」
「株式市場は気にしてるが主な焦点は実体経済」