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ISM9月非製造業総合景況指数は 記録的な高水準

ブルームバーグ
米供給管理協会(ISM)が発表した9月の非製造業総合景況指数は、市場予想に反して上昇し、記録的な高水準に達した。米経済で最も大きな部分を占めるサービス業の底堅さがあらためて示された。

ISM非製造業景況指数のハイライト (9月)
●非製造業総合景況指数は61.6。市場予想中央値は58.0。前月は58.5だった。同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す
●景況指数は65.2と、2004年1月以来の高水準。前月は60.7
●雇用指数は過去最高の62.4に上昇。前月は56.7

9月の非製造業総合景況指数は、ブルームバーグがまとめたエコノミスト全ての予想を上回った。減税と堅調な雇用に消費が支えられる中、サービス関連企業が勢いを維持している状況が浮き彫りになった。2008年に公式集計が始まる前の非公式な算出に基づくと、総合景況指数は97年8月の62.0に次ぐ高水準を記録した。
ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニーブス委員長は現在の力強さが持続する可能性について、「この先に大きな後退がないことを全ての兆しが示している」と述べた。
9月は新規受注が61.6(前月60.4)。輸出受注は61.0と、5カ月ぶりの高水準に上昇。輸入は55.0に上昇。仕入れ価格は64.2と、4カ月ぶりの高水準。

そして、米国の民間部門雇用者数を示すADP雇用統計の9月分は前月比+23万人と、伸びは予想の+18.4万人を上回り2月来で最大となった。

これではドル高になって当たり前の結果ですね。
ただ、以前よりドル上昇に勢いがなくなったのも事実。投機的にドル買いポジションが膨れ上がっていることが要因か。