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トランプ  カナダに強行姿勢

ブルームバーグ
トランプ米大統領北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に絡んで、カナダによる「何十年にも及ぶ地位の乱用」を非難し、同協定を廃止する可能性をあらためてちらつかせた。
トランプ氏は1日にツイッターで、「新たなNAFTAの取り決めにカナダをとどめておく政治的な必要性はない。何十年にも及ぶ地位の乱用があった後で、われわれが米国にとって公正な合意を結ぶことにならなければ、カナダが出ていくことになる」と主張。「議会はこの交渉に介入すべきではない。さもなければ私はNAFTAを完全に終わらせる。その方がずっと良い状態になるだろう」とコメントした。
米国とカナダは、米国が期限に設定した8月31日までに交渉をまとめることができなかった。大統領のツイートはその翌日、バージニア州のゴルフ場に向かうために車でホワイトハウスを出た直後に投稿された。
トランプ氏は8月31日、メキシコとの間で90日以内に協定に調印する計画であり、「カナダが望むなら」同国も加わることになると議会に通知した。米国の企業や議会関係者の多くが最悪のシナリオとして恐れていた事態は避けられたかにみえたが、翌日のこのツイートで見通しは再び陰った。
両国は5日に交渉を再開する。米議会のルールにより、トランプ政権は新たな協定の全文を30日以内に公表しなければならない。ただその分、交渉は数日間でなく、なお数週間単位で続く可能性がある。


どこで折り合いをつけるのか?
これは、英国とEUの間のブレグジット交渉とも似ているかも。

う~ん、カナダドルには悪材料。ポンド/カナダの動向に注目します。