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英中央銀行のハルデーン理事 「利上げはサプライズではない」

[ロンドン 28日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のハルデーン理事は28日、今月21日の金融政策委員会(MPC)で利上げを支持したことについて、「驚きや急進的」ととらえるべきではないと述べた。
ハルデーン氏は賃金圧力が増大しているとし、指標次第では5月も利上げに賛成するつもりだったと明かし、「25ベーシスポイントの利上げに賛成票を投じたのは、サプライズでも急進的でもない。5月の中銀見解より利上げペースを上げる必要があると考えているわけではない」と述べた。
中銀の5月経済見通しは、金利が来年末までに現行の0.5%から1%まで上昇し、2021年半ばにも追加利上げがあると想定されている。


まぁ、第2四半期は、英国経済が成長することは個人的にも想定済み。
問題は第3四半期である。英国中央銀行や多くの関係者が第3四半期も堅調に推移し、利上げが正当化されることを前提としている。
個人的な見方は、英国経済が第3四半期に再び失速することを予想している違いがある。
欧州全域でも経済拡大はピークアウトしたように見える。そして、トランプが仕掛けた関税テロは、世界経済において第3四半期から悪影響を及ぼすとの見方が、個人的に考える第3四半期の状況です。
その鍵を握るのは、米国ではなく中国経済の行方である。貿易関税が相当効いてきたら、世界経済は要注意シグナルである。
英国が利上げするのは勝手だが、後々「しまった」と嘆くことになるかどうか。