fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

米ハーツ・グローバル・ホールディングス経営破綻

2020年4月30日
ウォ-ルストリ-トジャ-ナル
米レンタカー大手ハーツ、破産申請を準備 リース料支払い見送り
米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスが破産法適用申請の可能性に備えていることが関係者の話で明らかになった。新型コロナウイルス流行が続く中、同社は現金を確保するために車両リース料の支払いを見送った。
ハーツは29日、証券取引委員会(SEC)への届け出の中で、支払い減額を目的に債権者と協議していることを明らかにした。

このニュ-スが伝わった後、ついに経営破綻した。

2020/05/23
【ニューヨーク共同】米レンタカー大手のハーツ・グローバル・ホールディングスは22日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請し、経営破綻した。新型コロナウイルスの感染拡大で、売上高の3分の2を占めるとされる空港からの利用客が急減し、業績悪化に拍車が掛かった。
ハーツは近年、配車サービスのウーバー・テクノロジーズやリフトとの競争激化で業績が低迷。各国の移動制限措置による航空需要の激減が追い打ちとなった。マイカーの修理などに伴う利用客も在宅勤務拡大の影響で落ち込んだ。

日経新聞
米レンタカー大手のハーツ・グローバル・ホールディングスは法的整理によって3月末時点で187億ドルあった有利子負債を圧縮し、全従業員の5割に当たる約2万人を解雇してコストを削減する。日本を含めグローバルの事業は継続する一方、保有車両の売却や約1万店ある店舗の統廃合を進めて財務を改善する。だが、負債の圧縮と事業のスリム化が経営再建につながるかは不透明だ。
「所有から利用へ」の流れの中でカーシェアやライドシェアが急成長し、若者を中心に自動車離れが加速した。米ゼネラル・モーターズGM)は16年にカーシェア事業に参入するなど自動車メーカーも新サービスに動いたが、同社は4月にサービスから撤退を決めた。新型コロナは新旧の業態を問わず、「移動」にまつわるビジネスに難題を突きつけている。