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相場の見方 ワカバヤシFX記事

カバヤシFX
2020年5月7日

【ドル/円】:ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は小陰線で終え、小幅続落となりました。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、上値を切り下げる間に107円台を実体ベースで割り込んでおり、107円台を回復して終えない限り、上値余地も拡がり難い形です。また、この場合でも短期トレンドは108円台で終えない限り変化しません。一方で、105.70-80に日足の下値抵抗が、105.00-20に日足、週足の抵抗が控えており、これらを一気に下抜けるにも無理がありそうです。 ドル買いは様子見か105.50以下の押し目があれば引き付けて軽く試し買い程度に。損切りは104.80で撤退です。ドル売りは106.20-30の戻りを軽く売って106.50で浅めに一旦撤退するか、106.60-70の戻り待ちとします。この場合の損切りは107.20で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は、106.60-70、107.20-30に、下値抵抗は105.70-80、105.10-20にあります。

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【ユーロ/円】:“ユーロ弱き”の流れ。戻り売り方針で。
ユーロ/円は4手連続陰線引けとなり、上値を急角度で切り下げています。この間に115.50-60の下値抵抗を実体ベースで下抜けており、新たな下げトレンドに入った形となりました。買いは様子見です。売りは115.20-30で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を115.90近辺まで見て置く必要があります。損切りは116.10で撤退です。短期トレンドは117円台に実体を戻さない限り変化しません。

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【ユーロ/ドル】:下値リスクがやや高い状態。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは3手連続陰線引けとなり、直近の陰線が1.0800割れを見て短期トレンドを“ニュートラルから若干ユーロ弱気”の状態に戻しています。一方で1.0740-50、1.0700-10やや強い下値抵抗が控えており、一気に下抜けるにも無理がありそうです。下値リスクがより高いので買いは様子見です。売りは1.0870-80の戻りを待つか1.0820-30で軽く売って1.0860で浅めに一旦撤退です。前者の場合の損切りは1.0930で撤退です。短期トレンドは1.10台を回復して引けない限り変化しません。

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