fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

セル・イン・メイ、バイ・イン・メイ

5月もまだ5日しか経っていませんが、通貨価値の強弱は示されつつあります。
ただ、5日経過時点で言えば、勝ち組通貨は日本円1強ではなく、なんとジャンク通貨ランドが日本円に匹敵する強さを見せました。
一方、負け組通貨では誰しもトルコリラだと思いますが、リラと匹敵するほどの売り、セルインメイの標的はユ-ロとカナダドルでした。

USD/JPY

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ZAR/JPY

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EUR/JPY

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TRY/JPY

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では、ユ-ロとトルコリラのどちらが弱い?

EUR/TRY

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では、ユ-ロとカナダドル、どちらが弱い?

EUR/CAD

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負け組通貨は優劣つけ難く、ユーロ・トルコリラカナダドル揃って同等の負け(売り)が観られました。

ただ、条件的に5日時点では不公平となっています。たとえば、第1四半期のGDP値の発表でも、英国、カナダ、南アなどは未発表です。

あくまで5月だけの相場ですが、私fxdondonから観て、カナダドルのセリングクライマックスは終えてカナダドルは上昇、ポンドは英GDPの弱い結果を受けて下落、南アランドも下落と観ます。

【5日時点の強弱】

日本円>南アランド>米ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ・カナダドルトルコリラ

【5月末時点の強弱 推測】

日本円>米ドル>カナダドル・豪ドル>ユ-ロ>ポンド>南アランドトルコリラ

私fxdondonの推測としては、日本円最強は変わらず。結局、『セル・イン・メイ』は新興国通貨売りで終える、そんなイメ-ジです。