fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ユ-ロは過大評価?

まずは、米国とユ-ロ圏のGDP予測市場コンセンサス。

米国

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ユ-ロ圏

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私fxdondonは、どう考えても市場はユ-ロ圏GDP予測を甘く観ている気がします。

米議会予算局(CBO)は24日、経済見通しを改訂し、4~6月期の国内総生産GDP)が年率換算で前期比40%減に落ち込むとの予測を公表した。4月2日時点の予測の28%減から、大きく下方修正した。

一方、ラガルドECB総裁は、ユーロ圏のGDPは最大15%減になるリスクがあると述べた。市場では15%のGDP縮小はラガルド総裁の極端なシナリオと判断している。
しかし、英調査会社IHSマークイットが23日発表したユーロ圏や英国の景況感を示す指標は、軒並み過去最悪を記録。4~6月期の成長率も大幅なマイナスが予想されて当然である。
欧州各国が3月に相次いで全国的な都市封鎖(ロックダウン)に踏み切ったことで、サービス業、製造業ともに壊滅的な状況。ユーロ圏の2大経済国ドイツ、フランス、圏外の英国のPMIがいずれも過去最低となった。

私fxdondonから観て、ユ-ロはまだまだ売りに旨味がある