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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

今は原油相場が他の相場を制する

ロイター
米国株式市場は値動きの激しい展開となる中、反落して取引を終えた。ニューヨーク州など一部の州で新型コロナウイルス感染が安定期に差し掛かりつつある兆候が出ていることを受けて序盤から買いが先行したが、終盤にかけて原油価格の下げが加速し、株価はマイナスに転じた。

今、為替相場や株式相場は原油相場の動向が支配している。
その意味で、9日開催予定の産油国緊急会合が注目される。

 

新型コロナ「終息に1年超」の見方も 拡大速度SARSの360倍

サンケイ
新型コロナウイルスの世界での累計感染者数が100万人を突破したのを受け、オーストラリア政府の最高医学責任者を務めるマーフィー氏は、実際の感染者は500万~1000万人に達している可能性があると指摘した。途上国で十分な検査態勢が整っていない事情があるためだ。
世界保健機関(WHO)の関係者も最近の本紙取材に、「新型コロナが完全に終息するには1年以上の時間を要する恐れがある」と分析し、感染者は今後も増加するとの見方を示した。
英国で感染症を研究する専門家は「欧米では、感染者の急増に対して医療現場の対応能力が限界に達しており、感染者や死者がさらに増えていく悪循環に陥っている」と話す。
世界での致死率が6%強であるのに対し、イタリアでは約14%、スペインでは約12%と高い。社会の高齢化や医療崩壊も高致死率の要因とされる。WHO関係者は「(欧州の)感染のピークは1~2カ月先になる」と予測している。
2002年11月に発生が確認された重症急性呼吸器症候群(SARS)は、アジアを中心に約5カ月間で累計約2800人に広がった。新型コロナ感染者は、同程度の期間でSARSの約360倍に膨れ上がった計算になる。
1910年代に世界で猛威を振るったスペイン風邪では、当時の世界人口の25~30%に当たる約5億人が感染し、4千万~5千万人が死亡したと推計されている。(ロンドン 板東和正、科学部 松田麻希)