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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

うるう年相場 再考

私fxdondonの投資バイブルは『過去の経験則』ですので、いろいろと記事にしてきました。以前に、4年周期の小サイクル『うるう年相場』について記事にしました。

参照記事

fxdondon.hatenablog.com

 

4年に1度、何かしらのネガティブ材料によって、為替相場は大きく動きました。
うるう年は、景気の過渡期にあたると昔から言われています。人によっては、「夏季オリンピックが不幸をもたらす」なんていう被害妄想もあるようですが。4年周期というのは小サイクルですが、大きな危機へと発展する8年周期の予兆を警告しているという感じです。

かつて、FRBの実質ゼロ金利政策は2015年11月まで続きました。それから4年余で再び実質ゼロ金利政策が復活しました。

2015年と言えば、2007年まで続いた金融バブル時につけたUSD/JPYでの高値を更新した年で、一時1ドル125円を超えました。政策金利はまだ0-0.25%のままでした。金融バブル時は5%を超える政策金利で高値が124円、2015年は実質ゼロ金利政策継続中にもかかわらず高値が125円と、当時の背景がわからないと理解できないでしょうが。

2015年8月 USD/JPY

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余談ですが、2015年は私fxdondonがFXで死にかけた(?)年として記憶が鮮明に残っています。「円買い筋は地獄をみた」、そんな相場でした。そこから救ってくれたのが、過去の経験則の1つである『円高の8月』でした。地獄から一転、2週間も経たぬうちに天国への階段を登り始めることになりました。

では、ちょうどその1年後は言うと、

2016年8月 USD/JPY

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政策金利は0.5%となっていましたが、1ドル100円割れを示現しました。
これまた余談ですが、『山高ければ谷深かし』、『円高の8月』、過去の経験則のありがたさをつくづく思い知りました。旧い曲ですが、レッド・ツェッペリンのStairway to Heaven (天国への階段)を聴くと、もしかしたら運気が変わるかも知れませんよ。

話が逸れましたが、『うるう年』『夏季オリンピック』『4年周期』と何が不幸をもたらすのかわかりませんが、今年は大きく動く相場と肝に銘じておいた方がいいように思います。
今、東京オリンピックを開催するかどうか世間では騒がしいですが、オリンピックが不幸をもたらす可能性もありそうな予感です。

 

さて、相場、

USD/JPYが107円を超えてきました。

まずは、軽めの売りから。

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