fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

世界的なリセッション(景気後退)入りは回避できず?

ブル-ムバ-グ
米投資運用会社グッゲンハイム・パートナーズの共同創業者でグローバル最高投資責任者(CIO)のスコット・マイナード氏は、新型コロナウイルスの金融や地政学への影響波及のリスクに金融市場はようやく「覚醒した」と指摘し、世界的なリセッション(景気後退)入りは回避できない可能性があるとの見解を示した。
マイナード氏は「バタフライ効果」と題したエッセーで「コロナウイルスが引き起こす一連の出来事がわれわれが現在直面している状況をもたらすなど、誰が予想できただろうか」と問い掛け、「どのドミノが次に倒れるのかを特定するのは事実上不可能だが、一つ確かだと思われることは、ドミノは倒れ続けるということだ」。
支払い能力のある企業ですら、満期を迎える債務の借り換えに苦しむ可能性があるとした。

 

今では珍しくなくなった世界経済のリセッション入り予想。

年明け早々あたりで、このようなリセッション入り予想などは「アホか?」「勝手に言ってろ!」と相手にされなかったでしょう。

ただ、私fxdondonのように「過去の経験則」を重んじる者は、2020年の景気後退を予想していました。

景気後退入りの可能性を示すものとして、2018年終わりごろに国債利回りの長短逆転(逆イールド)現象が起きました。これが一番有名ではないでしょうか。

ただ、長短金利が逆転したからすぐに景気減速、景気後退入りを示すものではなく、ある期間を経て景気後退(リセッション)が確認できるというものです。

なぜ、少し前まで多くの人はリセッション入りを否定したがるのか?それは、「理由」「原因」がわからないとか見当たらないから、リセッションという「結果」を認めようとしないのです。「こうこうこういう理由で、結果はこうなる」という、ハッキリとした道筋がないと人は信用したり認めようとしないからです。

ところが、過去の経験則というのは、「結果」だけを教示しているものであって、「理由」「原因」を教示するものではありません。「結果」に対して「理由」「原因」が後追いなんですね。ですから、その「結果」も「単なる偶然だよ」と片付けられてしまいます。

私fxdondonが予想していた2020年危機、ニ-マルショックも、その「理由」「原因」は当然わかりませんでしたし、ようやく「新型コロナウィルスだったのか」とわかった次第です。

それでも、景気循環サイクルや国債利回りの長短逆転現象を理由に、2020年の景気後退(リセッション)入りの予想をする人もいました。

しかし、世界広しといえども、私fxdondonだけしか注目していないであろう経験則もこのブログで紹介しました。

 

fxdondon.hatenablog.com

 

fxdondon.hatenablog.com

 「木材価格」と「経済崩壊」は関係ないだろうと思われるんでしょうが、私fxdondonにとっては「理由」「原因」なんてどうでもいいんです。「結果」良ければ全て良し。

 

チャ-ト図に線を引っ張って上がる下がるを予想するのも良し、経済動向を分析して上がる下がるを予想するのも良し、過去の経験則を活かして上がる下がるを予想するのも良し。楽をして儲けられるほど、FXの世界は甘くない!ということですね(苦笑)