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EUと英国の協議 「深刻な相違」

ブルームバーグ
欧州連合(EU)で英国の離脱協議を担当するバルニエ首席交渉官は、双方の間に「深刻な隔たり」があると警告した。両者は将来の関係を巡る交渉の1週目を終えた。
5日にブリュッセルで記者会見したバルニエ氏は、両者が対立している点として、競争政策、刑事・司法の協力、英国の漁業海域の管理、合意が構築される様式の4つを列挙。「多くの深刻な隔たりがある」と述べたが、「たとえ難しくても、合意は可能だ」と続けた。
今週の交渉は英国が1月31日でEUを離脱して以来、初の正式な接触だった。バルニエ氏は交渉が友好的で、「多大な努力を要する状況」の中で「建設的な精神」が保たれていたと評価。英国の交渉責任者であるデービッド・フロスト氏がEU側に対し、英国領北アイルランドアイルランドの間に厳格な審査を伴う国境を設置しないようにすることなど、離脱協定の条件を守ると確約したことも明らかにした。

まぁ、双方まとまるわけないでしょう。

ちなみに、イギリスで国内路線を中心に運航していた航空会社「フライビー」が5日、破産を申請しました。燃料費の高騰などを受けて業績が悪化していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による、利用客の減少が追い打ちになった形です。