fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

売りが売りを呼んだ時期もあれば、反対に買いが買いを呼ぶ時期もある

まずは、米国経済指標から。

米国 ISM製造業購買担当者景気指数

結果 50.1 予想 50.5 前回 50.9

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指数は新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの項目の総合指数となっているが、注目はやはり新規受注指標。

ISM製造業新規受注指数
結果 49.8 前回 52.0

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2月に大幅減とはなっていませんが、来月3月は大いに注目です。「先々の仕事がない」というようなことになるのかどうか。

 

次に、ついに全米で感染者急増 新型コロナウイルス

米国内の死者6人に、全米で感染者急増 新型コロナウイルス

(CNN) 米ワシントン州の衛生当局は2日、新型コロナウイルスによる州内の死者が6人に増えたことを明らかにした。全米では100例を超す症例が報告されている。
同州キング郡衛生当局によると、ワシントン州で死亡した6人のうち4人は、シアトル郊外にある介護施設の入居者だった。同施設に関連してほかにも4人の症例が確認された。
これまでに米国で確認されている新型コロナウイルスによる死者は、全員がワシントン州の患者だった。
全米では少なくとも11州で、新型コロナウイルスの症例が確認されている。このうちニューヨーク州初の症例は、イランから帰国したばかりの39歳の医療従事者だった。
イランの症例数はほぼ1000例に達し、少なくとも54人が死亡している。
ワシントン州フロリダ州は死者や感染者が出た事態を受けて非常事態を宣言した。ワシントン州シアトル地区とオレゴン州ポートランド地区、ロードアイランド州の学校では、生徒や職員に陽性をうかがわせる反応が出たことから、消毒作業のため今週いっぱい休校にすると発表した。

 

そして、相場。
ザイFX!トップ > 相場を見通す超強力FXコラム > バカラ村の「FX専業トレーダーの相場観」より

●株はリーマンショック以来の大幅下落、3月FOMCは0.5%の利下げか。米ドル/円は105円も!

 

執筆者は「バカラ村」さんというそうな。名前はふざけた感じですが、感性はいいんじゃないかと(笑)
105円台突入予想は私fxdondonと一緒ですね。バカラ村さんにも、3月のドル/円経験則相場を教えてあげたいところです。その裏付けが揃えば揃うほど、確率は高まりますから。
ただ、果たして105円台までの下落で済むかどうか、なんて思いが実はあります。投機筋のストップロス設定、個人投資家ロスカット(FX退場者)がどのへんに厚くなっているのかわかりませんが、仮に105円台までいくと相当発動されるような想像もつきます。相変わらず、高レバレッジで取引している個人投資家は多いそうですので。
そして、今後ヘッジファンド投資信託、年金筋がどうポ-トフォリオを変更するのか、そのあたりも相場に影響しそうです。
株式債券投資戦略はもちろんですが、米国、豪州やNZ、英国、新興国はさらなる利下げに動きます。金利差のスワップ運用をどうしても見直さなければなりません。現在ではAIを駆使し、あらゆるデ-タをインプットしてシュミレ-ションを行うようです。今までは株価の上昇(強気)トレンドに沿ってリスクオン配分を決めていたのでしょうが、今度は株価下落トレンドを見越したシュミレ-ションが加わるのでしょうか。
結局、売りが売りを呼んだ時期もあれば、反対に買いが買いを呼ぶ時期も来るわけです。早い話、万物は流転、循環しているわけですから。AIやコンピュ-タは人間と違い、感情を持たずに白黒つけます。中間の灰色があるかどうかはわかりませんが(笑)

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