fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

英中銀の見解、発言から

最近のマーク・カーニー英中銀総裁の発言から

[2020-01-30]
・「ブレグジットの不確実性が成長の足かせとなる」「コアインフレ率は低迷」
・「新型コロナウイルスの影響には要警戒」「インフレ率は、今年、目標の2.0%を下回ったままと予想」「英経済は回復基調にあり、第1・四半期の成長見通しは+0.2%と見込まれる」

[2020-01-22]
・「気候変動は投資にとってのベクトルとなり始めている」「気候の問題は米国の支援なしには難しい」

[2020-01-09]
・「量的緩和フォワドガイダンス、利下げなどすべて手段」「今年のBOE見通しにおける経済回復は確実ではない」
・「利下げ余地が限られているため、活動の弱さが続く可能性を示す証拠があれば、比較的迅速な対応が望まれる」
・「英中銀が予測した今年の(英国の)景気回復は確実でない」

[2020-01-08]
・「金利をゼロ近くまで引き下げることは引き続き可能」「世界経済は流動性のわなに陥る可能性」
・「政策金利を0%付近まで引き下げることは依然として可能」


イングランド銀行(BOE)関係 最近の発言

[2020-01-30]
・英中銀・金融政策委員会は、資産買い取りプログラムを4350億ポンド規模に据え置く事を決定した。
・英中銀は30日、限定的かつ緩やかな引き締めガイダンスを削除した。
・英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨「0.75%の政策金利の据え置きを7対2で決定。2人が利下げを主張した。」
・英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨「限定的かつ緩やかな引き締めガイダンスを削除」「成長見通しを下方修正し、2021年末までインフレは目標を下回ると予想」

[2020-01-27]
・英イングランド銀行(中央銀行)は30日に結果を発表する金融政策委員会で、引き締めから緩和への政策転換を議論する見通しだ。景気指標が陰り、インフレ率が中銀目標を下回るなか、利下げが必要だと示唆する委員がメンバーの過半に達したためだ。実際に転換すれば、米欧日と歩調を合わせ世界の緩和の流れが一段と鮮明になる。利下げする場合、欧州連合(EU)からの離脱を決めた国民投票後の2016年8月以来、3年5カ月ぶりとなる。

[2020-01-15]
・サンダースMPC委員「中立金利BOEの見通しよりも低くなる可能性」「英労働市場が弱くなるリスクがある」
・サンダースMPC委員「ブレグジットの不確実性は引き続き経済の重し」「BOEの政策余地はほとんどないにも関わらず、積極的な行動が必要」

[2020-01-10]
・テンレイロ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「労働市場は一段と引き締まる動きにはなっていない」「成長が回復しなければ、一段の刺激策が必要である可能性」
・テンレイロ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「今後数カ月の間に刺激策を議論する予定」
・テンレイロ英中銀委員「今後数ヶ月の間、我々は刺激策を議論するであろう」