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豪住宅市場回復の兆し

ロイター
コンサルタント会社コアロジックが3日公表したデータによると、豪住宅価格の年間上昇率が1月に2017年終盤以来の高水準を記録した。森林火災や新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受ける消費者信頼感の改善につながりそうだ。
1月の住宅価格は前月比0.9%上昇。昨年12月も1.1%上昇していた。1月までの1年間では4.1%上昇と、昨年初めの大幅下落から大きく好転した。
主要都市での価格上昇が全体の回復をけん引。シドニーは月間で1.1%、年間で7.9%上昇、メルボルンは月間で1.2%、年間で8.2%上昇した。
1月はすべての主要都市で価格が上昇し、ブリスベンアデレードホバート、キャンベラは過去最高を記録した。
コムセックのシニアエコノミスト、ライアン・フェルスマン氏は「住宅価格の上昇は、国民の富に関する認識を改善させ、消費支出の拡大につながる可能性がある」と指摘した。
住宅価格の上昇を背景に住宅建設市場にも資金が流入している。