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先週の相場

ブルームバーグ
米中貿易交渉の行方を巡り、楽観と悲観が交錯。相場のボラティリティーは抑制され、主要株価指数は小幅なレンジでの推移となった。
FTSEラッセルの世界市場調査担当マネジングディレクター、アレック・ヤング氏は「短期的な株式相場の方向性は、いまだに全て貿易協議次第だ」と指摘。「このところ実質的な進展がほとんど見られないことを考えると、相場が狭いレンジを抜けず、ボラティリティーが数カ月ぶりの低さにあるのは意外ではない」と述べた。
S&P500種は0.2%高の3110.29。ダウ工業株30種平均は109.33ドル(0.4%)上げて27875.62ドル。ナスダック総合指数は0.2%上昇。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時38分現在、10年債利回りがほぼ変わらずの1.77%。
ニューヨーク原油先物相場は反落。トランプ氏は中国との貿易合意が「非常に近い」としつつ、自分より中国側の方が合意を強く望んでいると述べた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は81セント(1.4%)安い1バレル=57.77ドル。週間では0.1%高となり、これで3週続伸。ロンドンICEの北海ブレント1月限はこの日58セント下落し63.39ドル。
ニューヨーク金先物相場は変わらず。朝方早い段階では上昇していたが、堅調な米経済指標や米中貿易協議を巡るトランプ氏の前向きな発言に反応し、逃避需要が後退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比変わらずの1オンス=1470.50ドル。